納得してくれたみたいだけど、まだ、私の事を心配している様子。 「うん。大丈夫。もう16だよ?心配しないで。」 その言葉が効いたのか、完全に母が折れた。 そして、現在に至る。 「ふぁー。っと、荷物少ないな。早く終わらせて散歩行こーっと。」 あくびをしてから、荷物の片づけに取りかかった。 ―2時間後 「終わった~」 荷物も少なく、家具も親が揃えていってくれたせいか、難なく終わった。 「よっし!散歩!」