ある日4つの“族”が集まり同盟を組む事を正式に発表した

仲がいいとは言えなかったが、各々が個性的な強さを持つ族、炎王、水龍、緑芽、黒壊が赤龍、青龍、緑龍、黒龍に名を変え、四龍同盟を作った


良くいえば個性的、悪く言えばわがままな総長達をまとめ上げたのは当時最強と謳われた龍王の総長と幹部達だった



だが、時は流れて8年

それぞれ総長の代替わりが行われ、赤龍、緑龍、黒龍の総長が5代目

青龍、龍王の幹部以上が6代目になった記念すべきその日、龍王、先代総長5人中3人の同意の元四龍同盟は解散した


《《記念すべきこの日、四龍同盟は解散する》》




どうしてこうなった?どうして?

全ての元凶は貪欲で強欲なわがまま姫


わがまま姫を止められるのは誰?

このままわがまま姫は暴走する?

貪欲で強欲なわがまま姫を止めれるものはいない

そんな中一人の少女が立ち上がった



『あなたはこのままでいいの?』

透き通るようなその綺麗な声

誰が見ても完璧なその容姿

女の力でさえ折れてしまいそうなその細い手足

長く伸びたその黒い髪

全てを見通すようなその目


君はだれ?