恋愛シュガー



「お菓子だー♪」


放課後。
バスが来るまでまだ余裕があったあたしは近くのコンビニに寄ることにした。


そこのコンビニはお菓子が結構たくさんあって子どもに人気がある。


あたしもその中の一人で暇さえあればここにきてお菓子を買う。


「ん~…なににしようかな。」


チョココーナーの場所を行ったり来たりしながらそんなことを呟く。


どれも美味しそうで、値段は80円とお得だった。



「生チョコなんかおいしいよ。」


チョコと睨めっこをしていると上の方から聞き覚えのある声が聞こえてきた。