「お前本当言うこと聞かない奴だな」




昨日に引き続き夜の街に来ている私を少し怒ったように言ってくるキョウヤは




コートのポケットに手を入れながら私の前に立って見下ろして居る。





言うこと聞かないって…子供じゃないんだから…




特に何も答えない私に「飯行くぞ」昨日同様そう言うと、私の答えを聞く前にたくさんの人の流れに紛れて行った。