「何がだよ」
「え……」
「何が俺のせいなんだ」
少し機嫌が悪そうに、どこかダルそうに聞いてくるキョウヤは
ただ立って居るだけなのに何だか雰囲気があって、その空気に思わず巻き込まれそうになる。
「いや…半分は自分のせいなんだけど…」
「だから何が」
「別に簡単について行ったわけじゃ無い」
モジモジとまるで言い訳をするみたいに話し出す私をキョウヤは上から見つめてくる、
なんだこの怒られてますモードみたいなのは…
「お金…捨てちゃってないの…」
「捨てた?」
「キョウヤさんの家で捨てた服にお金全部入ってたから今持ってないの!だから奢って貰おうとしたの…」
途中までは勢い良く言っていたたずなのに、キョウヤのあのグレーの瞳が私を見ていて思わず小さくなっていく声



