その足音はリビングに入ってくると、どんどんこちらへと近付いて来ていて
「え?何してんの?」
寝室に入ってすぐ、暗闇の前で立たずんでいる私とキョウヤを見てチヒロさんが言葉を落とした
「キョウヤさんがお風呂に入るとか言い出して…」
「風呂?お前バカなのか?」
チヒロさんの言葉に「あ?」とスゴんだ声を出すキョウヤ
「熱高いだろ、冷やすの買ってきてやったんだから大人しくしてろよ」
そう言って目の位置に持ち上げられたのはコンビニの袋
どうやらチヒロさんは熱の上がってきたキョウヤのためにコンビニ行っていたらしい



