WOLF-孤独のその先-




「本当にダメですってば!」



キョウヤのフラフラする身体を支えるようにして腕を掴むけど、キョウヤはかまわず浴室へと行こうとする



「…血が気持ちわりぃ…んだよ」



そりゃあアレだけ出血してたんだから、身体が気持ち悪い気がするのも分かるけど



だからって傷口を水につけるなんて自殺行為以外の何物でも無い。




「それなら濡れタオルでふきましょうよ!」



なかなかナイスなアイディアを出したつもりなのに、キョウヤは全く言うことを聞こうとなんてしない



むしろ




「俺がどうなろうが…お前に関係ねェ、だろ」