「仕事柄いつもどこか気はってんだよ。でもお前といると全部忘れられて心地いい」
「私もキョウヤといると心地いいよ」
例え家で一人だろうと、母に捨てられようと…キョウヤがいてくれるだけで私の心はポカポカと温かくなっていく。
寂しさが消えて愛しさがつのる。
孤独感が消えて幸福感が包んでくれる。
キョウヤと私って、やっぱり何だかどこか似ていて…
表現力の下手さだったり、感情を伝えるのが苦手だったり。それでも互いを求めて求め合って支え合ってる。
中庭の景色を見つめていると、注文していた飲み物とケーキが届いてまたゆっくりとした時間が始まる。
まるでカフェデートに来れた気分だな。きっとしばらく二人で外出出来る事なんてないと思ったら、その二人の時間をしっかりと噛み締めた。



