駅近くで適当なカフェに入ってご飯を食べた後、
帰る途中の道中でありえない事を耳にした。
「お、そろそろもう時間じゃねェ?橘もまさかこんな総長になった途端狙われるとは思ってねェだろ」
そんな言葉に気が付いたのはもちろん私だけじゃない。隣のケイゴもだ。
ソウ?狙われる?
バッと隣のケイゴを見るとその目付きは鋭く奴らを捕らえている。
「それにしてもいきなり乗り込むだなんて、うちの総長も悪いよな。俺本当情報担当でよかったよ。喧嘩なんか参加したくねェからなぁ」
乗り込む?ってどこに?
まさか白夜月の倉庫にってこと?
そいつらを追いかけようと振り返ったところで、隣のケイゴがわたしの腕をグイっと強く引いてそれを止める。
「何?何で止めるの」
「落ち着け」
「落ち着いてられないよ!今の聞いたでしょ?」
ソウが狙われるんだよ!?落ち着いてられるわけがない。



