WOLF-孤独のその先-




認めてくれたわけじゃないけど仲直りはしてくれるらしいソウ。




これからソウにゆっくりで良いから認めてもらえるようにしよう。





頑張って認めてもらおう。




キョウヤの存在を、ソウに認めてもらいたい。





「仲直り出来たのかよ」




少し呆れたように聞いてくるケイゴ




「うん!」



それに笑顔で返すと「やっぱ二人は仲良しじゃないとね」と梶君が目尻を下げて笑う。





二人のお陰で仲直り出来た。
梶君がソウの所に連れて行ってくれて呼んでくれて、ケイゴがアドバイスをくれて気を使ってくれて。そうじゃなきゃきっとまだ仲直りなんて出来てなかった…





だから私は知らない。



仲直り出来たことが嬉しくて浮かれてた私は何にも知らない。




「これで良いのかよ」




「良くはないです。でもこのままって訳にもいかないんで」




「まぁな」




「それに影龍會が動いてる今、俺に近いあいつを一人にしとく訳にはいかないですから」






だから知らない。





ソウとケイゴがこんな話をしてたなんて。