WOLF-孤独のその先-




いくら私が夜中に出歩くような女でも、



自動販売機の横で毎日時間を潰しているような人間でも




やらない方がいい事と、そうじゃ無いことくらいは分かってるつもりだ。




それに…


「明日学校があるので…」




「あ、そっか高校生なんだ。何年?」



「二年です」




「そっかそっか!」




チヒロさんは「うーん」と何故か悩んだような表情になると




「俺はキョウヤ見てないといけないから、俺のダチに送らせるわ」



「え!大丈夫です一人で帰れます」



そんなわざわざこんな夜中に違う人を呼び出して送ってもらうなんて



「いや遅いし心配だから」



そう言ったチヒロさんは本当に心配そうな顔をすると携帯へと手をかける



このままだと本当に送ってもらう事になっちゃう