帰ってきたキョウヤは、それはもうすこぶる機嫌が悪くて。
恐ろしいほどのオーラがだだ漏れで…
「ケイ、お前殺されたいか」
「まさか!」
笑いながら一歩後ずさりをするケイは、私をここに連れてきた事を後悔しているに違いない
「それにしても仕事終わるの早かったな。あれだけの量をこの時間で終わらせてくるなんてさすが」
私の隣でテレビを観ていたチヒロさんがキョウヤとケイのやり取りを横目で見ながら言う。
「当たり前だ」
チヒロさんに一度目を向けてから私を視界に入れたキョウヤは
「ナオ、来い」
そのまま寝室へと行ってしまって、私はすぐにその背中を追った。



