「別に。ただあまりに無防備だから男ってもんを教えてやっただけだよ」
「何も押し倒すことないだろ」
「今後のためだよ!こんな無防備野郎、ほっといたらすぐにヤラれちまうだろうが。俺の責任になんてなりたくねェからな」
ケイの責任?
「そんなの言葉で言えよ。これだから馬鹿は」
冷たいチヒロさんの言葉にケイは舌打ちを落とすと何故か私に睨みをきかせてくる。
「お前これから俺に手間かけさせんなよ」
「え?何が?」
何言ってるの?さっきから。
「聞いてないのかよ。俺が四月からお前の護衛役やるんだよ」
「はい?何?どういうこと」
「卒業して白夜月引退したら如月組の一員だ。そこでお前の護衛役をやるようにキョウから言われてんだよ」



