WOLF-孤独のその先-




浴室は綺麗なガラス張りで、まるで高級ホテルのようだった。



なるべく早くシャワーを済ませて先ほど借りたスウェットとTシャツへ手を通すけど、私にはだいぶダボダボだ。



とりあえず血だらけの私の服は丸めて何処かで帰りに捨てよう…




「ナオちゃん上がった?」



ダボダボのスウェットを引きずりながらリビングに戻ると、キッチンで手を洗っているチヒロさん