「キョウもソウも、俺にはお前のどこがそんなに良いのか分かんねェよ」
失礼をかますケイだけど、本当にその通りだ。
キョウヤには支えてもらってばかりで私は何一つキョウヤに返してあげられてない。
ソウにだって心配かけるばかりで、いつもソウのお荷物になってる。
二人が側に居てくれる事自体私にとっては奇跡みたいなもので、かけがえのない存在。
だからこそ、ソウにはキョウヤの事を分かってほしかった…
なのにどうして…どうしてこうなるの…
「人の感情はそんな簡単なモノじゃねェってことだ。色々な葛藤があって感情があって少しずつ変化して変わっていく」
「……どういうこと?」
「いくら普段が聞き分け良く見えようが、しっかり者にみえようが。いつもそうとは限らない」
「………」
「それが一番大切なモノだったなら。なおさらな…」



