WOLF-孤独のその先-




二人でお昼を食べながらたわいも無い話をする。





梶君は本当に何でいきなりお昼に誘ってきたんだろう。





そんな事を考えているとふいに梶君と視線が合わさる。




それは誰に言うんでもなく、まるで独り言のように話し出した梶君。





「あの日さ」





あの日…?





「俺は見たこともないようなソウを見た」





一体何の話をしてるんだろう…




「冷徹で隙がなくて恐ろしく残酷だった」




ソウ…が…?
冷徹で残酷…?