ベットのギジリというスプリングの音が二人だけの空間に響き渡る。
「来いよ」
薄暗い部屋にキョウヤの声がやけに鮮明に届いて、なんだかまた緊張してきた。
ベットの壁側ギリギリに寝転がっていた私の手をキョウヤが掴んで、そして二人の間に空いていたスペースを埋めるようにして引き寄せてくるもんだから
ダブルベットのはずなのに、いつも一人で寝ている時とは違いキョウヤがいるだけかなりベットがいっぱいに感じる
まぁキョウヤの家のベットとは比べもにならないくらい小さいんだけどね。
そしてキョウヤに引き寄せられるがまま寄り添うと、キョウヤの香りが鼻をかすめてなんだか幸せな気持ちになった。



