目の前に広がる大きな背中、 それを見た瞬間、私は思わず大きく目を見開いた。 「お…はな…?」 キョウヤの筋肉質な背中、 そこには、大きな紫色の花が刻まれていたからだ…。 「………」 「悪い、そういうの見たく無かったか」 私が一体何を言っているのか気がついたキョウヤが少し申し訳なさそうに呟く。 「お前が嫌なら、もう二度と見せないようにする」 そんな事ない、どんなキョウヤだって嫌なんて思うはず無い。 ただ、少し…少しだけ驚いただけだ。 「嫌なんて思ってない!いきなりでちょっと驚いただけ」