WOLF-孤独のその先-




さっき同様、キョウヤの頭を膝に乗せながらその顔を見つめると



整った顔は苦しそうに歪んでいる。




てゆうかどうして刺されていたんだろう。



普通刺されるなんてないよね、ありえないよね…



歪んだ顔があまりに辛そうで、キメの細かい肌に付いた血をそっと拭うとキョウヤの瞳がゆっくりと細く開かれる。




「……」



その瞳は鋭く深くそして儚い