「あ、総長来た」 梶君の小さな声が発せられた瞬間、さきほどまでざわついていた倉庫内がシンと静けさを出す。 「俺戻るね」 「うん、行ってらっしゃい」 最後にこれまたキラキラとした笑顔を梶君は見せるとプレハブの中へと戻って行ってしまった。 その背中をジッ見つめていると… 「おい、お前」 低くて地響きのするような声 見てもいないのに思わずビクリと肩が震える。 「こんな所で何してんだよ」 私は扉の方を見ていた視線を恐る恐る声のする方へと向けた。