次の瞬間思わず停止していた私の腕がグイっと引っ張られ椅子から強制的に立ち上がらせられる。 その勢いのせいで机がガタンと音を上げ、シャープペンシルがコロコロと床へと落ちた。 「………ソウ」 私の腕を引いたのはソウ。 何故かその姿は見慣れた制服ではなく、私服姿。 それも彼の表情は有り得ないほどのオーラを放ち、私を睨みつけるようにして見下ろしている。 今までこんなソウは見た事がない… 握られた腕が痛い。 強く掴まれた私の腕をソウは離す事なくシンとした教室で私だけを視界に捉えている。