そこに倒れているのは男 何でこんな所に倒れているのかなんて検討もつくはずなく ただその男がありえないくらいボロボロだという事だけは分かる。 関わらない方が良いと私の頭が瞬時に働いて、思わず一歩後ずさった。 「……ッ…」 道路に手をつけながら後ずさった私の腕に何か冷たいモノが触れる 「………血」 薄暗い裏路地の中、私の手に触れたモノは大量の血。 鉄と生々しい臭いが鼻にこびりつく…