「あぁ、そんなお前だから俺は…」
そうキョウヤが口を開いてすぐだった。
ピリリリリと大きな音を上げて、テレビも何も付いていない静かな部屋に着信音がやけに響き渡った。
びっくりした!
あまりの驚きに心臓がドックンドックンと大きく音を上げている。
いつも私とキョウヤが話しているとキョウヤの携帯が鳴る…
この間もそうだったし、今思えばキョウヤを助けた時もそうだった。あの時は確かチヒロさんからの電話だったな。
そんな着信音にやっぱりキョウヤはあの日同様チッと舌打ちを鳴らすと
前回とは違い今回は携帯の画面を見てから電話に出た。



