「俺は一度も本家の門をくぐった事はない。生まれた瞬間から分家の人間として扱われた、それは華月の名が汚れないように本家に入る事は禁じられてたからだ」
綺麗なモノの裏には汚い世界が存在すると言ったキョウヤ。
いつもどこか遠くを見つめているような、目の前を見ていないようなその瞳は
きっと今まで沢山の汚い世界を通して見てきた辛い過去を、もう見たくないと拒否をしていたのかもしれない。
「小さい時からずっと、如月組を継ぐ事が俺の人生だと決まってた」
その定められた未来はあまりに暗く、そして冷たい世界
私には想像も出来ないほどの漆黒の世界



