久々に訪れたその空間はやはりどこまでも高級そうで白やゴールドが散りばめられている。
「ねぇ、キョウヤはいつからここに住んでるの?」
白くやたらとフカフカしたソファーに腰をかけながら、斜め前に座るキョウヤに尋ねる
とくにその質問に意味などなかった。
ただの世間話のつもりで話したのに
「20歳からだ」
帰ってきた言葉はどこか冷たい空気が含んでいるように聞こえる。
マズイ事を聞いてしまったかと思いキョウヤを視界の端で捉えると、声とは違いその表情はどこか困ったような顔つきで
「追い出されたんだよ」
「追い出された…?」
「あぁ、そういう決まりがあんだよ」
そういう決まり?
全く分からなそうな顔をしていたのかキョウヤが言葉を続けてくれる



