時刻が0時になるころにはスグルさんはかなり酔っていて、帰りたくないから泊まると言って聞かないスグルさんをチヒロさんが無理矢理引っ張って先に帰って行く。
「俺たちも帰るぞ」
「うん」
「遅くなって悪かったな」
それは帰るのが遅くなった事を言っているのか、それとも誕生日会を始める時間が遅れた事を詫びているのかどちらとも取れるように聞こえて
「良いよ、明日から冬休みだし」
辺りはすっかりクリスマスのイルミネーションも光を消して夜の闇に包まれている街
外に出ると私とキョウヤの吐く息は白く温度が低い事が分かる。
「スグルさん大丈夫かな」
「あいつはタフだから大丈夫だろ」
「スグルさんとキョウヤって少し似てるよね」



