「お前ら本格的に忙しいのは24日からだろ」 「あぁ」 「ならナオちゃん今度チヒロがいる日にキョウヤに連れてきてもらいな、チヒロに仕事教えてもらった方が良いと思うしね」 それはスグルさんの優しさ 「はい、分かりました」 チヒロさんに教えてもらうのか、それなら緊張しないでできそう。 「頑張れよ」 綺麗な顔を少し傾けるようにして言ってくるキョウヤは私の顔を覗き込むようにして言うと、ポンポンと二度頭を撫でる 「うん、頑張る」