知らないも何もキョウヤの苗字すら今初めて知ったくらいだ。 毎日夕食を一緒にとっているにの知らなかった苗字、ケータイ番号だって知らない。 きょどる目の前のケイをよそに、私は前の出来事を思い出していた。 真夜中に刺されて道路で倒れていた事、刺されているにもかかわらず病院に行かなかったこと。 街を歩くだけで騒がれる理由。 今思えば全て辻褄が合う。 キョウヤは有名だ、誰もがその名前を知っている。 きっと私だけが知らなかったキョウヤの苗字