長い沈黙が続く。
キョウヤが何処かへと電話を終えてから
特に話出さない私と、元から口数が少ないのにもちろん自分からペラペラと話し出すわけないキョウヤの間にはとてつもなく長い沈黙が流れていた。
よく考えるとキョウヤと二人きりなのは初めてかもしれない。
チヒロさんのバーに行くまではいつも二人きりだけど、いつもバーではチヒロさんやスグルさんも含めてお話をしながらご飯を食べている。
だからなんだか無性に緊張していた。キョウヤと二人きりのこの空間に。
ソウ以外の人と二人でいるなんて滅多にない私が、今この男と二人でいる事に何だか意識して余計に緊張する。



