君のいた席

最初のうちはそれで良かった。
だけど、2年生になってから勉強も難しくなり始めたし、人間関係も複雑になって凸凹し始め、先生も厳しくなった。

いつも機嫌が悪い数学の先生、
いつもピリピリした国語の先生、
サメのような冷たい目をしていて、あまり人間味がない担任兼英語の先生、ナルシストで目立ちたがり屋な男子、
個性を抑えきれず、はみ出してしまっている子…

そんな鬱陶しく不穏な空気が漂い始めた
学校生活の中で私の慰めになったのが、
堅苦しさなど微塵も感じられない
気さくで自由な雰囲気をまとった彼だった。