君のいた席


期末テストも終わり、もうすぐ冬休み。
と言っても、30日まで冬期補習で学校に来なきゃいけないから、休みなんてほとんどないけどね...

私の佐伯への気持ちに火がついていた。
フレンドリーで人懐こいところ、気取ってないところ、自由奔放なところ。
彼のそんな所にますます惹かれて行く。

佐伯が話しかけて来るたび、
ずっと一緒に話していたいと思う。
ずっと声を聞いていたいと。

気持ちが溢れそう。

私は思い立ってラブレターを書くことにした。
クローバーとてんとう虫が描かれた
メモ用紙にたった1文。

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佐伯へ

佐伯のことが好きです。

皆川より

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そう書いて、放課後、教室に誰もいなくなった隙に彼の机の中にすべり込ませた。