君のいた席


期末テストが終わってからのこと。

その日、私の大の苦手の数学のテストが
返って来た。


「うわぁ…」

佐伯が横から覗いて来た。

『ちょっと!』

私は咄嗟にテストを裏返しにした。

「ヤベえな」

確かにヤバすぎる、40点なんて!!!

『私が数学ニガテなの知ってるでしょ?』

「そっこまでヒドイとは思っとらんかった」

きっと他の人に言われてたら頭にきてた
けど、彼から言われるのは、むしろ嬉し
かったし楽しかった。