君のいた席


こうして、彼のとなりの席での学校生活が始まった。


あぁ、席替えをこれほどありがたく思ったことはなかった。

席替えのくじにアタリ、ハズレがあったとしたら、今まで佐伯のとなりになった人はみんな「ハズレ」だと言った。
だけど、私にとってそれは「アタリ」だった。

もう席替えなんかしなくていい、
ずっとこのままでいいとさえ思った。

君は退屈な毎日に笑いを与えてくれた。
私の心に入って来たんだ。