家に着き、門の外で少し純林くんと話をした



「餡子ちゃん、暇な時は俺に電話かメールで連絡下さいっす。」



「うん!」



「帰る前に、これ渡しとくっすね。」



はい、と純林くんから小さな箱をくれた



「誕生日プレゼントっす。」



「え?…わ、悪いよ。」



「いいから、受け取って下さいっす。」



「…うん、ありがとう。」



私は小さな箱を純林くんから受け取った



「開けてもいい?」



「いいっすよ。」



私は小さな箱を丁寧に開けた



「わぁ…!可愛い!」



「気に入ってくれたっすか?」



「うん!」



小さな箱の中に入ってたのは白いウサギのマスコットキーホルダー



デザインも可愛いし、手触りはもふもふだし



全部私の好みだった



「ありがとう。」



私は早速鞄にキーホルダーをつけた



茶色の鞄にそのキーホルダーはよく似合っていた


「喜んでくれて良かったっす。じゃ、またねっす。」



「うん、バイバイ!」



純林くんを見送って家の中へと入った