「着いたっすよ。」
分かるフリをしようと思ったんだけど
「……うわぁ!」
実際はどうしても出来なかった
初めて来た場所で、しかも色んな見たこともない機械が沢山あった
見たこともない光景に私は驚きと興奮を隠せなかった
「凄いね、純林くん!」
私は隣にいる純林くんにそう伝えた
「目をキラキラさせてるっすね。想像以上に喜んでくれてよかったっす。」
純林くんはまるでこうなることが分かっていたかのように普通だった
「驚かないの?私がこんなところに来たの初めてって。」
「それなら、最初から分かってたっすよ。俺が行こうと言った時、餡子ちゃん顔にいかにも初めてですって書いてあったんすから。」
また顔に書いてあったのかな?
私嘘がつけないんだよね…
よく表情に出てるって
だから、さっきも気を付けたのに…
「ほら、落ち込んでないでさっさと遊ぶっすよ。」
「あ、待って!」
私は純林くんに続いてゲーセンの中に入っていった


