「なんでそんなこというんすか?」
「え?」
「友達ほしい癖してなんで痩せ我慢するんすか?」
「そ、そんなこと…」
「顔。餡子ちゃんの顔に友達欲しいって顔してるっすよ。」
バッと、私は顔を手で覆った
「どうっすか?俺と友達になってくれやすか?」
どうしよう
これは言った方がいいのかな…
この機会を逃したら後悔するような気がする
「…はい。私と…友達になってください…っ!」
「おぉ!そうこなくっちゃっす!あ、これ俺の電話番号とアドレスっす。」
しゅ、純林くんはささっと紙に電話番号とアドレスを書いて私に渡そうとした
私はそれを受け取ろうした
が、純林くんは渡そうとしなかった
「え…!」
「やっぱやめっす。名前で呼んでくれないんすもん。」
「…っし、純林、くん。」
「うん。そっちの方がしっくりくるっすね。」
はい、と純林くんは紙を渡してくれた
私はそれをやっと受け取ることが出来た


