俺は二重人格だったのだ。 そんな時、藍に出会った。 彼女は元々病弱だったが、その日はただの検査に訪れただけだった。 俺が二重人格である事を彼女に相談すると、彼女は俺を励ました。 「どんな性格だって、凪君は凪君だよ。たとえ二重人格だったとしてもね。」 その言葉にどれだけ救われたか分からない。