「リズ、起きてる?」 「もちろん」 就寝時間に部屋から火は消されてしまい、 窓からの月明かりだけが 私たちを照らしている。 できるだけ服は薄く、軽い方がいいってことで、 夏用のパジャマを着た。 靴も脱いで、 腰まで伸ばしていた髪もさっき短く切った。 あと少し。 あと少しで2年の地獄から抜け出せる。