かごのいきもの



私はせめてもの償いとして、
団長に頼んで 夜の相手から姉を外してもらった。

代わりに私を呼ぶことを条件に。



それから姉は私に声をかけなくなった。

当たり前だ。


「お姉さんも逃げ出したいと思ってるんじゃない?」




姉は目を犠牲にして私を守ってくれた。

私は今回も姉を守れなかった。



これで終わりにしたい。