かごのいきもの



「え…」




「目くり抜いたぐらいじゃ死なねえから。
片目だけで勘弁してやるよ。
早くやれ。 じゃないと、俺が頭ぶち抜くぞ」






目の前に出されたナイフを、

振り払うことはできなかった。





姉の視界を奪ったのは

私だ。