かごのいきもの



「団長があと4日でここの港を出るって言ってたから、そこが狙い目かも。」

098とベッドの上で作戦会議。

偶然、私の部屋は港に近い方に向いているから、

4日後の夜、出航して少し港を離れたら、
部屋の窓から海に飛び込み、泳いで港まで戻る。



「何時ぐらいかはまだ分からない?」

「うん。明日、やんわり聞いてみるよ。」

「お願い。…ありがとう、ヨウルア。
ヨウルアのおかげで、やっと船から降りられる」


目をうるうるさせて、098の胸に顔をうめる。


「ううん。リズのためだから。
一緒に逃げようね。」


098は私をきつく抱きしめてキスをする。




いい感じ。


順調だ。