side レオ(怪我をした男) 初めて訪れたアメリカは、俺のいたイギリスとはかけ離れたお国柄だった。 一言でいえば “野蛮” 礼儀ってものがまるでなってない。 誰もがのし上がるために隙を伺いながら生きている。 ボスやファミリーへの忠誠ってのはこの国にはないのか? 俺もあいつらに見つかれば生きてはいられないだろう。 見つかるのは時間の問題か…。 そう思ったとき、 俺はカレンに助けられた。 敵から逃れるために身を隠した荷車