辺りが完全に暗くなって夕暮れが終わろうとしている。 ヒロトはまだ歌っている。 夕暮れ を 何年たっていても 遠く離れた場所で暮らしていても 一緒じゃないことは、イコール独りぼっちではないんだ 夕暮れに包まれる頃になると、君を恋しく思うんだよ というような歌… 私達のようなあやふやで儚い関係ですら、幸せだと言える そう思ってもいいのかな… 同じ気持ちで居てくれるなら。独りじゃないなら。 私は生きていける… ただし日々を 時間を 大切にすること、それが私達のすべて。