雷軌side




今日も遅刻して、登校すると俺らの席の窓側ど真ん中に知らないやつが座っていた。




髪は、黒でサラサラ、眼鏡はガリ勉っぽいやつで、遠目のイメージはダサかった。




春たちが興味津々で近づいて先に話しかけている。





そいつは、不機嫌みたいで俺が近くで見たときおもいっきり睨んでいたけど、担任の弐名瀬先生とアイコンタクトをとった後、何故かおどけた口調になった。





その時、一目で思った。





面白い奴だって、ね。