修羅~世界No.1を誇る族~

バレちゃった。

もう少し、楽しみたかったのに。






私は未だに抱きついたままの樹の頭を撫でながら、ウィッグを取った。






それを合図にするように全員が私の後ろに並び、白龍の方に向く。





白龍は今度は頭に?!を浮かべている。







叶「じゃあ、とりあえず私から。

本城 夜、改め天道 叶。


一応、世界No.1『修羅』の2代目総長〔羅姫〕。」







そう言うと『はぁ?!』と全員で叫ぶ白龍。







湊「てことは・・・」






雷「俺らは、世界トップに喧嘩売って、」