あたしが自分の気持ちを優先したら、迷惑かけちゃう。

それに、あたしの大事な優梨には幸せになってほしい。



「優梨、今日のことは気にしないでね。じゃあ、もう寝る」



優梨にそれだけ言い残して、あたしは自分の部屋にあがった。