「でもさぁ~、ぶっちゃけ茉優は池澤先輩のこと好きじゃないの??」


イツメンで、放課後に学校の近くのカフェで集まって、ガールズトークをしているときだった。


ついさっきまで栞那の彼氏の話をしていたのに。

急にあたしに話を振ってきた果帆。


「そうだよ~、池澤センパイカッコいいのに!」

「池澤センパイが、知らない女の人と付き合ったらどうするよ!?いやじゃないの??」

「池澤先輩は、意外と美人好き」

「それなら、茉優だってイケるんじゃないの!?」




あたしの言葉聞く前に、勝手に盛り上がる我が友たち。

あたしの話を聞いてくれ…。