「あの、かかか考えとくから!!ね?だから今日は戻るね」


面倒くさくなってあたしはショウヘイ君から逃げた。

そして、イツメンのもとに走って戻った。


「おっ、茉優おかえり~」

「あっ、ああぁぁぁあの!!!告白された・・・」


あたしが報告すると、みんなの視線が集まった。


「あの、さ。それ優梨ちゃんと間違われてるんじゃなくて??」
「間違われてないって・・・。ていうか、それ失礼だな!!」


友達から見てもあたしは告白されないように見えるのか・・・。
女子力あげなきゃやばいみたい。


「で、相手は?」

桜がひとり冷静に聞いてきた。