それから何日かして、小学校生活最後の学
習発表会の日。
私はピアノをひくことになっていた。
とっても緊張していた。
そんなとき先生がこっちにむかってあるい
てきた。
(先生・・・)
『大丈夫か?笑』
『お前、顔怖いぞ』
『しかも最近お前元気ねぇし』
『そ、そんなことないです。』
『ほんとか??笑』
『ほ、ほんとです!』
『なら、よかった笑』
先生は嬉しそうに笑った。
『ピアノ頑張れよ!』
『止まってもいいから全力でな!』
『はい!!』
もう泣きそうだった。
私が先生のこと避けていたの気づいてたは
ずなのに。
やっぱり先生は優しい人だ。
ほんとうにそう思った。