家に帰ってからはずっと泣いていた。
こんなにすきだったのだと、自分でもびっ
くりするほど、涙がとまらなかった。
悲しかった。
と同時に、自分のバカさと、愚かさがみに
しみてわかった。
そして、次の日から私は先生に会いに行く
ことをやめた。
廊下ですれちがっても、なにも話さないよ
うにした。
もう二度と勘違いしないと心に決めた。
先生に恋なんてしない。
誰とも恋なんてしない。
大げさだけど、その時の私はそれほど先生
のことで頭がいっぱいだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…